青汁の働きについて

青汁、野菜食は、健康保持にも病気治療にも、実にさまざまな効果を示します。
たとえば、胃、肝臓、腎臓といった内臓の病気にも、また、高血圧と低血圧、便秘と下痢といった、まるで反対の症状を示すものにも、同じ青汁が効くんです。
こんなところから、青汁の効力を信じすぎて、青汁さえ飲んでいれば、薬もいらない、手術も必要ない、と考えている人もいます。

しかし、決してそういうものではありません。
重い病気、むずかしい病気の場合には、やはり医師の指導に従わなくてはなりません。
青汁は、もともと野菜をたくさん食べるための方法として考えられたもので、青汁自体はただの飲み物にすぎないのですから、それ自体に特別の薬効成分があるわけではないのです。
青汁のねらいは、これによってバランスの良い栄養を摂取し、体内の栄養バランスも整え、今日あまりにも不自然、不完全になりつつある食のために生じた体質変化=羅病素因(病気になりやすくなった状態)を改善し、正常化して、体の働きをよくし、抵抗力を高め、自然治癒力を盛り上がらせ、健康な人がより健康に、病気の方はその治りをよくしよう、というものです。

では、青汁には、具体的にはどのような効力があるのでしょうか。

感染予防

最近は有力な抗生剤が数多く登場してきたために、それらに弱い細菌による感染は、ほとんどなくなりました。
また、たとえ感染したとしても、抗生剤によりすぐ治ってしまうので、まず問題になりません。

ところが、生き残って抗生剤に対する抵抗力のできた細菌や、初めから抵抗性のある細菌(耐性菌と言う)、ウイルス、カピによる感染はしだいに増えています。
やがては、これらに対する薬もできるでしょうが、それができてもよく効くのはしばらくの間だけで、やがてその新薬に対する耐性菌が出てきて・・・といういたちごっこになります。

こういう悪循環に対抗するには、抵抗力をつけて感染しにくくすること、また体力をつけて感染した場合にも早く治る力をつけるのがいちばんです。
青汁、野菜食によりバランスの良い栄養を摂取し、体内の栄養バランスも整えれば、自然にそういう抵抗力や体力がついてくるのです。

化膿防止

化膿するということは、化膿菌に感染したということです。
化膿菌にもいろいろあって抗生剤ですぐに退治できるものもあれば、しぶとく抵抗するものもあります。
したがって、これもやはり予防が大切です。
薬だけに頼らず、必ず同時に食事の栄養バランスも整えなければいけません。

青汁、野菜食に徹していれば、化膿菌に対する抵抗力がつくために、おでき、中耳炎などの急性化膿にはかかりにくくなり、かかった場合も薬の効きめがよくなって早く治ります。
また、慢性中耳炎、蓄膿症、歯槽膿漏、慢性扇桃炎など治りにくいものも、毎日しっかり青汁を飲んでいれば、自然に治ってきます。

そのほか、慢性の腎孟炎、胆嚢炎、膿瘍、肺壊疽、膿胸、敗血症などに対しても、青汁は症状をやわらげ、治療効果を高めます。

解毒作用

青汁は、さまざまな毒を消します。
昔から魚、肉による中毒に青汁が効くことはよく知られています。
また、近ごろの新薬には往々にして副作用を起こすものがありますが、多くのものは、野菜をしっかり食べ、青汁を飲んでいれば、副作用が強く出るのを防ぐことができます。

それは、緑葉の中に毒を消す成分があると同時に、新薬のため不足になりがちなビタミンやミネラルを補うためだと思われます。
さらに、最近公害物質(水銀、カドミウム、PCB、鉛、硫黄酸化物、窒素酸化物など)による中毒が問題になっています。
が、これとても、すべての人が一様におかされるのではなく、やはり抵抗力の弱い人がおかされ、症状も重くなるのです。
したがって、公害源を除く社会的努力をするとともに、個人的には、できるだけ正しい食によってバランスの良い栄養を摂取し、体内の栄養バランスも整えて、これらの害毒に抵抗する力を養っておくことが必要です。

鎖痛作用

歯の痛み、傷の痛み、化膿の痛み、リウマチ痛、神経痛など、いろいろな痛みは、精製穀物、肉類、糖分、酒を摂りすぎるとあらわれ、または強くなり、菜食が中心になると軽くなり、あるいはなくなります。
痛みのもとになっている病気に対してもよいのですから、痛みがある場合は、薬だけに頼らず、まず食を変えてみましょう。

生野菜をたくさん食べ、せめて青汁だけでも十分に飲み、主食や砂糖、酒を減らし、菓子類は避けるようにします。
痛みが強いときは、青汁絶食をおすすめします。
すなわち、絶食して青汁だけを1日900~1000cc飲み続けてみてください。
きっと痛みが軽くなります。

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