消化器の病気を青汁で改善

急性・慢性肝炎

肝臓は、体の中でいちばん大きい、そしていちばん大切な臓器で、体にとり入れられたもの、体内でできるもののすべてを処理するところです。
たとえば、栄養分を分解したり、合成したり、貯蔵したりしています。
また、体外から侵入してきた毒、体内でできた毒(代謝の途中で、または代謝の異常でできる)の解毒作用をしています。

ですから、そういう毒が多ければ多いほど、肝臓は疲れがちになり、その働きや抵抗力も弱くなってきます。
ところが、現代では、一般の習慣食はひどく偏っており、糖分、酒、タバコも乱用されています。
それだけでも、肝臓の受ける負担はたいへんなのに、加工食品が多く、できあいの食べ物、びん詰め、カン詰めなどに添加されている薬品や色素、農薬に汚染された野菜、果実の害、さらにこれに、医薬品の乱用も加わります。

ほかの原因ももちろんありましょうが、こうしたところに、現在肝炎が多くなり、治りにくい原因があるように考えられます。
主食には玄米、小麦、豆類、いもを、タンパグ質食にはレバー、卵、牛乳、大豆を、そして、青葉野菜を、なるべく生で多く食べ、青汁をたくさん飲めば、肝炎にかかりにくくなり、かかった場合も治りが早くなります。

肝硬変

肝炎が慢性になり、慢性肝炎となると、さらには肝硬変になることがあります。
肝硬変にかかると長い治療が必要になりますし、肝ガンなどの心配も出てきます。
しかし、これも、青汁を中心とした自然食、完全食によって治った例が結構あります。

胆石症

胆石症は、だいたい精製穀物、肉類、糖分に傾いた偏食の人、ことに脂肪に富むものを好み、便秘がちな人、したがって運動不足で太った人に多いものです。
そこで、胆石症の予防には、できるだけよく運動すること、野菜食、青汁を中心とした完全食にして便通をよくし、油っこい物や糠分の強い物をなるべく減らすことが必要です。

こうしていれば、多くの場合、胆石特有の発作を防ぐことができ、長い間には石をとかすこともできないことではないようです。
少なくとも、青汁を飲むことで、石が大きくなったり、新しくできることは、ある程度防げると思います。

胃炎、消化性潰湯

胃炎や消化性潰湯は、一般に言われているように、多くの場合、暴飲暴食とか、刺激物(酒、タパコも含めて)がすぎたり、料理の味が濃厚で辛すぎたり甘すぎたり、あるいは熱い物、冷たい物がすぎたりといった不養生のため、直接胃を痛める結果起こります。
また、肉類、糖分、菓子、酒に偏った不自然食、不完全食の結果でもあります。
ですから、胃病を治すには、食事の量を控えるか、回数を減らして胃を休めること、よくかんで胃の負担を軽くすること、刺激物や酒、タパコ・を減らし、味を薄くし、冷たすぎる物、熱すぎる物を避けるようにすることが大切です。

それとともに、全体としてできるだけつりあいのとれた自然食、完全食にするように努めなければなりません。
それには、青汁飲用、野菜食が適当です。
青汁は、潰瘍には特に良いようですが、それは、青汁には潰瘍を防ぐ作用のあるビタミンUが含まれていることによると思われます。
また、葉緑素が傷によいことが知られていますが、これが直接胃に働くことも手伝っているに相違ありません。

さらに、青汁は食あたり、胃の回虫症はもとより、中毒性のものにも効きます。
消化不良で、嘔吐がはげしく、食べ物を全然受けつけない場合にも、青汁だけはうまく飲めることがあります。

胃下垂、胃無力症

胃の筋肉が弱くて、力なくたるんでいる胃無力症や、胃がたれ下がっている胃下垂は、体の弱い神経質な人に多く見られます。
しかし、弱い体でも、栄養を正しくして、いたわりながら、適当な運動を加えていけば、弱い胃、感じやすい胃も丈夫になります。

緑葉食、青汁を中心とした完全食をよくかんで食べます。
菓子や砂糖がすぎると胃腸がだらけるので、これらはできるだけ避けます。
また、鍛練としては、おなかをさすったり、もんだり、軽くたたいたりしてマッサージをします。
さらに、おなかをふくらませたりへこませたりする運動、横臥して下肢を上下させたり、ぐるぐる回す腹筋運動を行います。

もう一つは胃そのものの運動です。
ときどき指をのどに突っ込んで、ゲーゲーとやります。
胃の底部がもち上げられて、胃の筋肉が鍛えられます。
ただし、この嘔吐運動は、胃潰湯など出血するおそれのある場合は行ってはなりません。

潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎は、直腸やS状結腸にただれや潰瘍ができる病気で、下痢、血便、腹痛といった症状が見られます。
原因はまだはっきりしていませんが、精神的ストレスや欧米風の食生活によって起こる場合が多いと言われています。

治りにくい病気ですが、これも青汁によって思いがけないほどの効果を見ることがあります。
栄養のバランスがとれ、体力、抵抗力、自然治癒力が盛り上がってくるためです。
また、葉緑素の直接効果もあるでしょう。
なお、下痢症状がある場合は、少量のバターを青汁といっしょに食べておくとよいようです。

大腸憩室症

大腸憩室症とは、腸壁(主として大腸のS状部)が小袋状に膨らんでくるものです。
無症状のものが少なくありませんが、ふん塊が詰まり、炎症を起こし、痛み、腸閉塞、穿孔、出血などの原因になることがあります。
この症状は、繊維分のとり方が少ない人に多く見られます。

予防上最も大切なことは、便通をよくすることです。
したがって、精製穀物、肉類、糖分に偏った不完全食を避け、繊維分に富んだ野菜食、青汁を中心とした食事にすべきです。

S状結腸過大(長)症

下行結腸から直腸に至る聞のS状の部分の筋肉が弱るために、便秘が起こります。
便秘すると、腸管筋がさらに弱り、そのためいよいよ便秘しやすくなり、腸管筋が伸びて、ついにはバケツ1杯もの便がたまるといったほどになります。
これが、S状結腸過大(長)症です。

これを治すには、精製穀物、肉類、糖分をできるだけ減らし、良質の緑葉野菜を中心とする食事をし、青汁を十分飲みます。
同時に、胃下垂の項で述べたような、腹部のマッサージ、腹筋運動を行います。

痔は、普通、局所の手当てだけですまされていますが、原因の使秘を治さなければ、けっして治りきるものではありません。
生野菜を食べ、青汁を飲み、白米飯や糖分、酒、タバコを減らして、通じがうまく出だすと、出血したり、切れたりすることもなくなります。

脱肛

脱肛は、直腸の粘膜が肛門の外にはみ出してくるもので、やはり便秘によって起こります。
したがって、青汁、野菜食を十分とって、まず便秘を治すことが必要です。
また、排便のときの力み方にも気をつけてください。

普通の人のようにおなかをふくらませて気ばると、はみ出しが強くなりますから、おなかをへこませて気ばるようにします。
このほうが、肛門への負担が少ないのです。

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